もの と こころ

少ないもので軽やかに生きるためのいろいろ。ミニマリズムとかスピリチュアルとか、本とか。

真剣に料理をする

私の友人に、

「出された料理を見ると、その料理の波動がわかる。」

という人がいます。

 

作った人が、どんな気持ちで作ったかも、

料理を見ただけで、だいたいわかるというのです。

 

たとえ冷凍食品でも、

どんな思いで詰めるかで、変わってくるのだ、と。

 

彼女はアルバイトで、行列のできる人気店の調理補助をしたそうなのですが、

そこのご主人は、どんなに忙しくても、一つひとつ、心を込めて作っていた、と。

 

そしてそれが、とんでもなく美味しかった、と。

 

それを聞いて、猛反省。

 

家事の中で、何が苦痛かというと、料理。

たくさんの工程がとてもめんどくさく思えて、好きではありませんでした。

疲れて帰ってきて、掃除や洗濯物の片付けはサボれても、

料理作りだけはサボれない、というのも重荷でした。

 

「あ〜〜〜めんどくさい!!!」と思いながら。イヤイヤ作っていました、毎日。

 

「子供たち、その波動を食べてるよ〜〜〜」と友人に言われ・・・・・。

 

とにかく料理をするときは、神聖な気持ちになって、

「今に在る」ように心がけてみました。

 

色々な思考がつい頭をよぎってしまったら、せめて「美味しくなりますように。」

「これを食べて、元気でいられますように。」

と祈りながら。

 

そうやって作り続けて一週間・・・・・・。

 

まずは高校生の息子に、大きな変化が出ました。

 

どういうわけか、私の作ったお弁当を、全く手をつけずに残してくることもよくあり、

また食べ終わったお弁当箱も、こちらから言わないと決して出さなかった息子。

 

それが、毎日家に帰ると、流しに空のお弁当箱が出ている。

一週間、連続。

これは、4月にお弁当を作り始めて以来、初めてのことです。

しかも、ご飯粒ひとつ残さず・・・・・。

 

目に見えないものに特に敏感な子なので、今までの私の「イヤイヤエネルギー」の入っているお弁当は、食べたくなかったのかもしれません。

 

一応我が家では、低農薬やオーガニックの野菜を使っています。

でも素材以上に、作る人の気持ちの方が、食べる人への影響が大きいのかも・・・。

添加物の入っているものは一切排除していた時代もありましたが、

ある意味、そういうものでも作る人の気持ち次第で「毒」が消えるのかもしれない。

 

今回のことをきっかけに、料理に対する考えがすごく変わりました。

もういい加減には作れない〜〜〜😣

 

今までと人が変わったように、お弁当を包むときも、最新の注意を払ってやっています。

そういえば昔、マクロビの先生が、

「怒っている人が作ったものは、すぐわかる」

と言っていたし、木ベラについた食材をお鍋でコンコンとはたいていた人が、

「荒い波動が入るので、そういうことはやめて下さい。」

と言われていたなあ。

 

それにしても、今回のことに関しても「今に在る」というのは、

生きていく上で、とても大きな魔法である気がします。

 

さー、今日もこれから、心を込めて料理をします。

こうやって料理をするようになってから、料理が楽しくなってきたのは何故だろう?

 

「食べる」ということは、栄養素だけではなく、目に見えない何か・・・・食材の「いのち」「生命力」をいただいていることは確か。

自然の中に行くと、「食べる」という行為ではなく、その何かをいただける気がする。

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