すず竹のお弁当箱
連休も今日で終わりですね。
時代も令和に変わりましたが、みなさんはどんな連休をお過ごしでしたでしょうか。
私は前半に四国お遍路、後半に家族で長野へと、忙しく過ごしておりました。
ゆっくり家の掃除などしたかったのですが・・・・ありがたいことに
二箇所も旅に出ることができたので、今回は「旅の休み」ということで、
非日常を満喫してきました。
四国お遍路にはボストンバッグ1個、長野へは小さなキャリーケース1個の旅でしたが、困ることもなく、快適に過ごせました。
四国お遍路は、一度参加してみたいなあ・・・と思っていたところ、
ご縁があり、友人の知り合いの僧侶の方に案内して頂きました。
機会があればゆっくり書いてみたいと思いますが、貴重な経験をさせて頂きました。
長野は親戚がいるので、長い休みにはいつも行っているのですが、
今回はおチビと2人で上高地へと行ってまいりました。
上高地は4回目の訪問となり、いつ来ても思いますが、これまたこの世のものとも思えない美しさで、
「神降地」とも言われている通り、神々の息吹が感じられる、そんな場所でした。
四国お遍路、上高地と、聖地とも言えるような場所を旅して思ったのは、
「余分なモノはいらない、立派な家具もいらない、その分、旅がしたい。」ということ。
そんな私ですが、旅の間、唯一買ってしまったのがこちら・・・・・。
長野で購入したのですが、岩手県産とのこと。すず竹のお弁当箱。
松本にはもともと、「みすず細工」という工芸があり、
私も大好きなのですが、最後の職人さんが数年前に亡くなってしまわれたとのことで、
岩手県産のものを購入。
復活させるプロジェクトも始動しているようで、私もいつか、習ってみたいなと思います。
このお弁当箱、小、中と2サイズ持っているのですが、これがまたとっても使えて。
おにぎりやサンドイッチ、小物入れに大活躍。
何がいいって、軽いのがいいんです。
もうとにかく、荷物は軽くしたい。お弁当を持っていく日でも、お弁当箱を洗うのがめんどくさい。
だから最近はもっぱらこれにおにぎりとミニトマト、インスタント味噌汁を入れるだけの簡素なもの。洗い物も出ません。
子供たちを公園に連れて行くとき用に、もう少し大きいのも欲しいなあとずっと思って、長野に行くたびにこの、今回買った大きなサイズとにらめっこしていたのですが・・・・お値段もちょっと張るため、諦めていました。
でも、年々必要なものが明確になって来て、また買い物の失敗もほとんど無くなっている今、本当に欲しいものは買ってもいいかな、と思い、数年間悩んでいたすず竹のお弁当箱(大)を購入しました。
旅先の小物入れにも大活躍してくれたので、いつか子供達が独立して、自由な時間ができた暁には、
夢である世界旅行へ、小物入れとして持って行ってもいいな〜〜〜とまたまた妄想が膨らみます。
いつかこの家を出て、ミニマムな暮らしをするときが来たら、この3つのお弁当箱を入れ子にして持って行くぞ♬とか(笑)変な妄想が止まりません・・・・。
ミニマムな生活を目指してもう10年近くなるでしょうか。
身の回りはほぼお気に入りのみになりましたが、ここ数年、さらにその中でも、
「本当に好きなもの、本当に必要なもの」を精査しています。
かごだらけの私のうちですが、この国産「すず竹」のお弁当箱はその中でもかなり優秀。
アタのかごもだーーーいすき!なのですが、アタの難点は重いこと。
その点、この「すず竹」は丈夫で軽く、持ち歩いても気にならないのが好き。
ちなみに、柳、藤、アラログのかごもそれぞれ持っていますが、
柳は軽くていいけれど湿気に弱く、カビが生えてそれが取れなくなったりとか。
劣化もしやすいです。
藤やアラログは丈夫だけれど、重い・・・・と感じています。
すず竹の「行季」もあるようで、(お高いです)今は巨大タッパーに入れている季節外の服を、行季に収納できたら、なんて素敵なのかしら〜〜〜〜と夢は膨らみますが・・・・全ての荷物をスーツケース2個くらいまでにしたい私には必要のない贅沢かなあ。
モノはいらないと言っておきながら、ちょっと矛盾したことを書いてしまいました〜〜〜。
籠への愛はまだまだ止まりません!
真剣に、籠屋さんになりたいと思う、今日この頃。
令和もコツコツ書いていきます。いつもありがとうございます。