もの と こころ

少ないもので軽やかに生きるためのいろいろ。ミニマリズムとかスピリチュアルとか、本とか。

どうしても、できなかったこと。 その1

ずっとできなかったことが、できるようになりました。

 

それは、「子供に寄り添う」ということ。

 

話せば長くなりますが・・・(興味のない方、どうぞ飛ばしてくださいね)

 

15年前、初めての子供を出産したときは、こちらの都合を全く無視する「赤ん坊」という存在とどう接していいかわからず、本当に辛い毎日でした。

 

きっと、子供も辛かったことだろうと思います。

 

 

 

トミカBOX。今は高校生の長男のお下がりで、4才の次男が毎日遊んでいます。

ちなみに、籠はラタンの一種、「アラログ」という素材で作られたもの。

 

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当時は専業主婦だったため、1日中、どう接したらいいかわからない子供と一緒にいて、ストレスは毎日最高潮。

 

まだ20代で、やりたいこと、読みたい本もいっぱいあり、

とにかく早く寝かせて、一人の時間を作ることだけを考えていました。

 

子育てを楽しむどころではありませんでした。

 

3才で幼稚園に入園するまで、試練の日々だったと思います。

 

そんな試練の毎日から私が理解したことは、

「子供は、自分の知らなかった自分の闇を表面化してくれる存在」。

これは、その人の霊的な成長具合にもよると思うのですが・・・。

 

大人になった自分が忘れていた、「子供の時、自分は許されなかったこと」を、

 

自分の子供がしていると、許せないんですね。

今なら、「ああ、君は今そうしたいんだね、うんうん。」

という気持ちになるし、実際そう口にすることで、子供も落ち着いてくれるのですが、

当時はとにかく許せなかった。寄り添う、なんてできなかった。

 

例えば、

私は小さい時、あまり市販のおやつを買ってもらえなかったのですが、

 

自分の子供が、義母などから市販のおやつ(特に、体に悪そうな色のついたやつ・・・)

を嬉々として食べていると、何故だかわからないけれど、ものすごい怒りが湧いてくる。

 

自分のインナーチャイルド(自分の中の、子供のままの意識)が、

許せないんだと思います。

 

あと、私はぐずる、ということを許されずに育ったので、(ぐずるとすぐ父に怒鳴られた)

子供がぐずっていると、本当にイライラしました。

 

叩いてしまったり、叩いてしまった自分が許せなくて、自分自身を叩いたり。

叩くのを理性で抑えていたら、足が出てしまったり。

 

入園するまで、子どもが泣かない日、自分が怒鳴らない日はなかったのではないかな。

 

 

泣きながら眠ってしまった子供の顔を見ながら、自分を責めて。泣いて。

自分を責めることが、一番心のダメージ、大きかったです。

 

そんな自分をなんとかしたくて、スピリチュアル系のスクールに入りました。

色々やったけど、お金も200万近く使ったけれど、だめでした。

 

2人目が欲しかったのに、一方では私の何かが子供を再び持つことを拒否していたのか?生理も止まってしまい、何年も過ぎて行きました。

 

3人目の今は・・・・・

子供がぐずってると、笑っちゃいます。可愛くて。

そんな自分に驚いています。

どうして変化できたのかは、明日に続きます。

 

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