禊(みそぎ)
昨日、突然また片付けたくなった。
新しい意識で生きていこう!と決めたせいかもしれない。
感情そのものの自分で在るのではなく、感情を見ている存在で在ること。
感情の嵐に飲まれるのではなく、それを観察している存在で在ること。
ずっと感情に振り回されてきて、ドラマの主人公になって、
人はみんな、そんなドラマの主人公として生きていくんだと。
笑いあり涙あり、後悔あり、恨みあり喜びあり、
その波に揉まれていくのが人生だと、ずっと思っていた。
でも、そうではない「在り方」があると知り、
もう、これからはそういう在り方で生きていこうと思った。
そう決めたら、また捨てたくなり、昨日はゴミ袋ひとつ分の不要になったものを捨てた。
心の中の、もう不要になったもの。味わい尽くしたもの。
それをビリビリと、剥いでいく感じ。
色んな不要なもので何重にもなっている、心のどまん中から。
モノは、形なきものに。心の中のいらないものは、天に戻す。
そうやって、とても神聖な、自分の中心が現れてくる。
そんなことを思いながら捨て作業をしていると、「禊」という言葉が頭をよぎった。
昨日の空。空を見ることも、自分の中心に戻ること。
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