台風に思う
台風、凄かったですね。
我が家の前の川も、未だかつてないほど浸水が起き、
普段野球場として賑やかなところ、犬を散歩させたり子供達が走り回ったりしているエリアが、川の一部と化しています。恐ろしさを感じます。
けれどもこれが自然の姿。
穏やかで優しいばかりではない。ありのままの姿です。
そしてやっぱり思った事。
モノって、いらない。
自然の猛威の前には、モノなんてなんの意味もなさない。
普段は、自分に必要なモノだけありがたく使わせていただく事。
自分がどういう形で社会へ貢献できるのか、
常にそこにエネルギーを費やし、
モノに費やさない事。
若い時は、モノに夢中になり、モノに執着し、モノに振り回される、
そんな経験も必要なのかもしれません。
そうしないと、そのばかばかしさに気づかないから。
台風で時間があったので、また家のモノの見直しをしました。
20代の時からとっておいた、私の夢でもあり生き方の象徴でもあったモノを、
捨てました。
「ファンタジーだったな〜〜〜〜〜」
と思います。
夢を見るのは悪いことではないけれど。
自宅で開業し、外に出て稼ぐより、楽にお金を稼げるから。
そんな理由が第一で、ずっと身続けてきた夢。
もう、本当にいらないな、と思いました。
今の仕事も、そのなんだか実態のわからない夢を実現させるために、
色々習う必要があって、お金が必要だから、という理由で
ついた仕事。
でも、そんな軽々しい気持ちでついた仕事が、とてもやりがいがあり、
大きな喜びを感じ、私にとっては天職ではないかと思えた事。
この仕事をずっとやっていこう、そう決意し、
ファンタジーな夢は、本当にもういらないなと感じました。
その夢の象徴だったどデカイモノ・・・・・・。
今まで夢を見させてくれて本当にありがとう。
どうぞ、天に還ってください。
もう夢はいらないや。
今与えられている目の前のもの、それだけで十分、ありがたいから。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。