もの と こころ
物を減らして、どんどん身軽になっていく過程で、
「沢山のものを所有することは、その物達に縛られることなんだなあ」
と感じました。
少なければ少ないほど、軽やか。
少なければ少ないほど、自由。
これは、相当減らした人でないとわからない感覚かもしれません。
私もまだ、沢山持っていますが・・・。
心のなかも同じ。
「ああでなければならない。」
「あの人にあんなことされた。許せない。」
そんな「塊」のようなものがあると、やっぱり重くて自由ではない。
でも、なければいいというものでもないと思うのです。
そんな「塊」を持っていても、その塊を自分で自覚して、認めてあげて、抱きしめてあげれば、だんだん透明になって、軽くなっていくように思うのです。
塊の存在をチラッと感じつつ、見ないふりをして押入れや見えにくいところにしまい込んでしまったりとか。
物も一緒ですね。
どんな古いもの、汚いもの、見たくないものも、
一回全部出して、向き合う。
そうすると、意外といま には必要のないものが多い。
好きな時間に起きて、好きなことをして、好きなものを食べて、好きなところに行って。
そんな生活をすることは、確かに自由に見えるけれど。
ほんとうの自由って、何物にも囚われていないこと。
なんじゃないかなと思う今日この頃です。
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