おひなさまも小さく、軽いものを。
さて、本日、お雛様を出しました。
こちらは、今3年生の娘が、確か保育園の年長の時くらいに買ったものです。
娘が生まれた時、おひなさまはどんなものを買おうか考えました。
安いものではないので、毎年時期になると頭を抱えて・・・・・。
ずっとどんなものを買おうか悩んでいたので、その間は、私のお雛様を飾っていました。
とても立派な木目込み人形で、母が大事に保管をしてくれていたので、
40年経っても、飾るのに遜色ない、美しいおひなさまでした。
でも、「ザ・和」!!!! 「ザ・昭和」!!!!という感じ。
なんだか我が家のリビングに合わなかったのです。
エネルギーがちぐはぐな感じで、おひなさまには申し訳ないのですが、
なんだか飾ると、落ち着かない。
そして、しまうときは、かさばる。お内裏様とおひなさまだけの、シンプルなものだったのですが、それでも、綺麗にしまおうとすると、かさばる・・・・
出すのは一年に一ヶ月だけなのに、限られた収納スペースを陣取っている、おひなさま。
その頃、断捨離に拍車がかかっていた私が、最後まで残していたもの、
それがおひなさまだったのですが・・・・・。
何年も出しては「落ちつかないー!」と叫び、しまった後も考え、悩み抜いて、処分することを決めました。
色々調べてみたところ、おひなさまというのはその女の子の身代わり、というか
災難を引き受けるというか、そういうお役目もあるのだそう。
私はこうやって無事、大人になることができ、家族も持てて、十分お役目を果たしてくれたから、もういいのかな、お空に帰ってもらっていいのかな、と。
そして、娘のおひなさま。
モダンなお顔の木目込み人形もあり、心惹かれましたが、
モノのダウンサイジング(小さい、軽い、かさばらない)を目指していた私は、
最終的に、A4サイズの箱に収まる、こちらを選びました。
写真には写っていませんが、木のプレートに名前も入れてくれています。
一万円しませんでした。
布でできており、軽くて小さく、一瞬で飾ることができます。
本日も娘が飾ってくれたので、もしかしてお内裏様とおひなさま、逆かも?
これだったら、もし何かあってすぐに家から出なければいけない時でも、さっとしまえます。(そんな事態は考えたくないですが)
もちろん色々な考え方があるので、大切な娘には、6段飾りの、うんと立派なおひなさまを・・・・という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、私は娘が独立してこのおひなさまを持たせる時、できるだけ負担にならない「もの」を持たせてあげたいなと思いました。
今は、小さくて、軽くて、「いま」の住宅やインテリアに合った、とても可愛らしいおひなさまが沢山販売されています。色々な選択肢があっていいと思います。
私の立派なおひなさまを処分する際は、本当に胸が痛みましたが、
思い切って良かったと、今は思っています。
ちなみに処分する際は、買ってくれた母に了解を得た上で、きちんとした形で供養してくださるところにお願いしました。
「おひなさま 処分」で検索すると、色々と処分してくださるところが出てくると思います。
私史上、処分するのに一番胸が痛んだ「もの」のお話でした。
本日はシュークリームも作りました。
美味しかったです♪
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