もの と こころ

少ないもので軽やかに生きるためのいろいろ。ミニマリズムとかスピリチュアルとか、本とか。

おひなさまも小さく、軽いものを。

さて、本日、お雛様を出しました。

 f:id:tisoppi:20190216180635j:plain

こちらは、今3年生の娘が、確か保育園の年長の時くらいに買ったものです。

娘が生まれた時、おひなさまはどんなものを買おうか考えました。

安いものではないので、毎年時期になると頭を抱えて・・・・・。

 

ずっとどんなものを買おうか悩んでいたので、その間は、私のお雛様を飾っていました。

 

とても立派な木目込み人形で、母が大事に保管をしてくれていたので、

40年経っても、飾るのに遜色ない、美しいおひなさまでした。

 

でも、「ザ・和」!!!! 「ザ・昭和」!!!!という感じ。

なんだか我が家のリビングに合わなかったのです。

エネルギーがちぐはぐな感じで、おひなさまには申し訳ないのですが、

なんだか飾ると、落ち着かない。

 

そして、しまうときは、かさばる。お内裏様とおひなさまだけの、シンプルなものだったのですが、それでも、綺麗にしまおうとすると、かさばる・・・・

出すのは一年に一ヶ月だけなのに、限られた収納スペースを陣取っている、おひなさま。

 

その頃、断捨離に拍車がかかっていた私が、最後まで残していたもの、

それがおひなさまだったのですが・・・・・。

何年も出しては「落ちつかないー!」と叫び、しまった後も考え、悩み抜いて、処分することを決めました。

 

色々調べてみたところ、おひなさまというのはその女の子の身代わり、というか

災難を引き受けるというか、そういうお役目もあるのだそう。

私はこうやって無事、大人になることができ、家族も持てて、十分お役目を果たしてくれたから、もういいのかな、お空に帰ってもらっていいのかな、と。

 

そして、娘のおひなさま。

モダンなお顔の木目込み人形もあり、心惹かれましたが、

モノのダウンサイジング(小さい、軽い、かさばらない)を目指していた私は、

最終的に、A4サイズの箱に収まる、こちらを選びました。

 

写真には写っていませんが、木のプレートに名前も入れてくれています。

 

一万円しませんでした。

布でできており、軽くて小さく、一瞬で飾ることができます。

本日も娘が飾ってくれたので、もしかしてお内裏様とおひなさま、逆かも?

 

これだったら、もし何かあってすぐに家から出なければいけない時でも、さっとしまえます。(そんな事態は考えたくないですが)

 

もちろん色々な考え方があるので、大切な娘には、6段飾りの、うんと立派なおひなさまを・・・・という方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

でも、私は娘が独立してこのおひなさまを持たせる時、できるだけ負担にならない「もの」を持たせてあげたいなと思いました。

 

今は、小さくて、軽くて、「いま」の住宅やインテリアに合った、とても可愛らしいおひなさまが沢山販売されています。色々な選択肢があっていいと思います。

 

私の立派なおひなさまを処分する際は、本当に胸が痛みましたが、

思い切って良かったと、今は思っています。

ちなみに処分する際は、買ってくれた母に了解を得た上で、きちんとした形で供養してくださるところにお願いしました。

「おひなさま 処分」で検索すると、色々と処分してくださるところが出てくると思います。

 

私史上、処分するのに一番胸が痛んだ「もの」のお話でした。

 

本日はシュークリームも作りました。

美味しかったです♪

 f:id:tisoppi:20190216181100j:plain

 

いつもありがとうございます♪

良かったらポチりとお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマルライフ(持たない暮らし)へ
にほんブログ村